病気について 2
気分変調症の診断がつく人は、全人口の2、4パーセント程度とされています。
うつ病の場合、生涯で一度以上罹患する人は10パーセントにも及ぶと言われているから、気分変調症はその半分より少ないということになります。
現象とすればうつ病の方が重症だが、気分変調症は長く続くという点で社会適応のレベルが低くならざるを得ず、それが3、4パーセントの有病率(人口の何パーセントがその病気にかかっているかという率)というのは、けっして社会的に無視できる数字ではない。
気分変調症の問題も全力をあげて取り組むべき精神医学の課題であると言われる理由もこのあたりにあります。
さて、Yさんの症状を基準に当てはめてみると、ほぼ完全、に気分変調症に該当することがわかります。