ヨーロッパの宝飾芸術!「騎馬民族スキタイ」その2
馬に乗って移住することが常であった民族に固有のことだが、移動に際して邪魔にならないようアップリケ状に衣服に縫い付けて使うジュエリーが多数あり、逆にイヤリングやブローチ、ブレスレットといった移動生活にとって不便なものはきわめて少ないもの。
前期のジュエリーは金と銀、それにブロンズ製です。
デザイン的にはほとんどが動物または人間と動物の関わりに限定され、技法的にも金の場合は薄板への打ち出しに、ブロンズの場合は多くが鋳造に限定され、宝石類の使用はほとんどありません。
これが後期のものとなると一転してギリシャ風のデザイン、つまりアンフォーラ親や女神像、動物像を先端に付けたトルク、人物像を彫った指輪などが登場します。